ランバンの新クリエイティブ・ディレクター、ブシュラ・ジャラールとは? 先日、ブシュラ・ジャラール

ランバンの新クリエイティブ・ディレクター、ブシュラ・ジャラールとは?
先日、ブシュラ・ジャラールがフランスで現存する最古のメゾンであるランバン(LANVIN)の新クリエイティブ・ディレクターに就任された。新しくメゾンの舵をとることが決まったジャラールだが、果たして彼女は何者なのか。ジャラール率いるランバンの今後を予測すべく、彼女について知っておきたい10のことを、過去の経歴から振り返る。



1. 生まれと学歴
ロッコ人の両親を持つブシュラ・ジャラール(BOUCHRA JARRAR)は、1970年カンヌ生まれ。ジャラールは1994年、24歳の時にパリのエコール・ジュペール校を卒業。その後バレンシアガ(BALENCIAGA)に入社するまでの約2年間は、ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)のジュエリーのデザインを担当するなど、パリ市内で働いていた。

2. ファッション界でのキャリア
当時バレンシアガのクリエイティブ・ディレクターであったジョセフ・ティミスターの下で経験を積み、その後ニコラ・ジェスキエールが同ブランドのクリエイティブ・ディレクターに就任したと同時に、ジャラールはスタジオ・ディレクターに抜擢された。彼女は2006年までの10年間バレンシアガで務めた後、クリスチャン・ラクロワCHRISTIAN LACROIX)のディレクターに就任。ラクロワでは3年間キャリアを積んだ。

3. 彼女自身のブランド「ブシュラ・ジャラール・パリ」
クリスチャン・ラクロワを去った後、ジャラールは2010年に自身のブランド、ブシュラ・ジャラール・パリをスタート。2013年に仏オートクチュール協会の正式メンバーに認定され、クチュリエの称号を得て、彼女のブランドはクチュールブランドとして仲間入りを果たした。

http://www.vogue.co.jp/fashion/news/2016-04/01/lanvin-bouchra-jarrar