【ヴォーグなお悩み外来】女性ホルモンにまつわるウソ、ホント。 誰もが抱えるものから人には聞けな

【ヴォーグなお悩み外来】女性ホルモンにまつわるウソ、ホント。


誰もが抱えるものから人には聞けないものまで、あらゆるヘルス&ビューティの悩みにその道のエキスパートが回答。
第12回目は、女性ホルモンに関する思い込みや疑問をQ&A形式で解決。ホルモンとフェロモンの違いとは? 女性ホルモンをたくさん摂れば若返る? 素朴なクエスチョンも、美人婦人科医、丸田佳奈先生がズバリと解明してくれた。



 

Q 女性ホルモンと見た目の美しさは関係する?

A YES.

生物学的な観点から言えば、ホルモンの主な目的は『生命維持』と『遺伝子を残すこと』。体自身は、見た目の美しさを目指しホルモンを作るわけではない、ということは、前編「女性ホルモンを制する者は、美を制す!」でお伝えした通り。

しかし、女性ホルモンのバランスが崩れると肌や髪のツヤが失われることがあるのも事実。つまり女性ホルモンは、健康的な見た目の美しさと関係すると言える。

「栄養バランスや女性ホルモンの乱れでコラーゲンやエラスチンを正常に保てなくなり、肌の弾力を低下させます。また、女性ホルモンが低下すると、髪の毛にも影響が出ます。髪がバサつく、コシがなくなってきた、ツヤがなくなってきたというところから、次第に、髪の毛自体が薄くなったり抜け毛や髪の毛の薄さが目立つなどの状況になっていきます」と、丸田先生。

メイクやファッションに力を入れたのに、肌や髪のコンディションが悪くて気分が台無し……という経験は誰しもあるはず。美は女性ホルモンを制することから、と再び肝に銘じよう!


お話を伺ったのは……
丸田佳奈先生
産婦人科医、モデル、タレント。1981年北海道生まれ。日本大学医学部医学科卒業。テレビや書籍、雑誌などのメディアを通して、わかりやすく医療情報を発信。2007年度「ミス日本」にも選ばれた知的な美しさで、女性ファンが多い。著作に「キレイの秘訣は女性ホルモン:女医丸田佳奈が答える47の悩み相談」(小学館刊行)などがある。
http://ameblo.jp/maruta-kana


http://www.vogue.co.jp/beauty/expert/2016-01-24